色育®(https://www.iroiku.com/)とは、色を通じて子どもたちの「見えない心の内」を「見える化」し、自己理解や他者理解を深めるプログラムです。クラフトマンアフタースクールでは、児童期の子どもたちが安心して自己表現できる場として、色育を取り入れています。
家庭では、どうしても子どもとじっくり話す時間が限られがちです。しかし、子どもは自分の気持ちを言葉で表現するのが得意ではなく、そのままにしておくとストレスや不安が蓄積してしまうこともあります。色育では、色を選んだり塗ったりしながら、「どうしてその色を選んだの?」と対話を重ねることで、子ども自身が自分の感情に気づき、整理するサポートを行います。
先日の色育®の一コマ
「新学期の色ってどんな色?」という問いかけに、子どもたちはそれぞれ思い思いの色を選びます。ある児童は「オレンジ」と答え、「新しいことに挑戦するワクワク感があるから」と理由を話してくれました。講師が「オレンジはエネルギーや活力を表す色なんだよ」と色の意味を共有すると、子どもはさらに自分の気持ちを言葉にして深めていきます。
研究によれば、幼児期における色彩教育は「生活体験」と「造形活動」の二つの観点で捉えられ、螺旋的に繰り返しながら学びを深めることが効果的だとされています。色彩教育を通じて、子どもは多面的に物事を捉える力や、色を媒介としたコミュニケーション能力を育むことができます。
色育®の効果
また、OECD(2015年)の報告書では、社会的情動的スキル(いわゆる非認知能力)として「忍耐力」「意欲」「自己制御」「自己効力感」「協調性」「自尊心」などが挙げられ、幼児期や児童期にこれらを育むことが、将来の認知スキルや人生の幸福度に大きな影響を与えると示されています。特に児童期は可変的で、教育的介入が効果的に働く時期であることがわかっています。
さらに、アート活動には「正解がない」「直感や感性を働かせる」特性があり、子どもの非認知能力を伸ばす効果があるとされています。色育もまさに、子どもが自由に色を選び、創造的に表現するアート×教育の一面も覗かせます。
色育では、色を使った造形活動を通じて自己表現を促すだけでなく、子ども同士や講師との対話を重ねることで、感情のコントロールや協働する力、自己肯定感を高めることを目指しています。色を選ぶ→理由を語る→フィードバックを受ける→再び表現する、というサイクルが、非認知能力の育成に有効に働きます。
実際に当施設で色育を体験した子どもたちからは、「今日はこんな気持ちだったんだと気づけた」「みんなの色の理由を聞いて、自分ももっと話せるようになりたい」といった声が聞かれ、保護者の方からも「家でも色育の話題でコミュニケーションが増えた」と好評をいただいています。
色育は、子どもたちの心の成長を支える有効なプログラムです。ご興味のある方は、ぜひ無料体験会や保護者向け説明会にご参加ください。子どもたちの新たな一歩をサポートします。
※色育® は一般社団法人日本色育推進会の登録商標です。




