「こんなに荒れてるとは...」
ドアを開けた瞬間、言葉を失いました。
「学童事業を譲渡したい」そう打診された寒いある日、約束の時刻よりも少し早めに北山田駅に到着しました。「ささっ、どうぞこちらへ」
玄関は外ばきと内ばきの区別もなく、汚れてピンク色がわからなくなったタオルが1枚。入り口すぐには謎の箱型の防音室。棚は破損し壁には穴が多数。かろうじて保育エリアには出ていないが、スタッフルームらしき奥の通路には埃にまみれた段ボールや書類が散乱し。放置された椅子やダイニングテーブル。
ここで本当に子どもたちは過ごしてるのか?心の中で、何度も問いかけました。
それでも私はこの場所に、保護者にとって満足できて、子どもたちがワクワクして通いたくなる居場所をつくりたかった。



■ 未経験からの挑戦
私は、保育業界出身ではありません。全くの未経験でした。
でも、自分が子育てをしながら、Appleという最先端のグローバル企業の中心で働く中で心から感じたことがありました。
「子どもが多くの体験や学び、成長できる場所が、まだまだ足りない」
「ただ“預かる”のではなく、子供一人一人を成長させ、豊かな人生を掴ませたい」
そんな想いで、この学童再生に立ち上がりました。
■ 改装業者にも騙されました
ゼロから学童を立ち上げるには、物件の整備が必要不可欠。
しかし…頼った設計事務所からは、工事できないような設計内容、そして当初と異なる高額な見積もり。
その後新たに依頼した工事業者には、過大な追加請求を繰り返され、振り込んだ後には音信不通にされる始末。
手元にあった資金は一気に減り、正直「もう無理かもしれない」と何度も思いました。
でも、あのボロボロだった施設を、子どもたちが楽しく快適に過ごせる場所にするんだという気持ちだけで、なんとか前に進みました。

■ チラシを配っても誰も来なかった
工期は大幅に遅れており、内装もとても見学ができる状態ではありませんでした。しかし年度で動く学童事業はそれでも説明会を開かなければ入会のきっかけにもならない。
気合いを入れてチラシを北山田駅周辺に9000枚配りました。
でも、待てど暮らせど申し込みはゼロ。
不安で、悔しくて、眠れない夜が続きました。
通ってくれていた児童の母親から「ちょっとお話ししたいことが...」「退会します」という連絡が相次ぎました。
「このままでは続けられないかもしれない」
「辞めたいです」スタッフの退職も重なり、心が折れそうな日々でした。
■ それでもやめなかった理由
残り少ない資金でしたが、子どものイベントやおもちゃの追加などをしていました。本当は創業時のため子どもと遊ぶ時間もありませんでしたが、子どもと目が合うと「あ、Yumaだ!遊ぼう!」そう言ってくれるのが嬉しくて、遊びました。
そんな中、一人の子どもが言ってくれたんです。
「まだ帰りたくないなぁ。ここ、楽しいから」
その一言で、報われた気がしました。

■ だから、今“本気の仲間”を探しています
クラフトマンアフタースクールは、子どもたちの未来を本気で育てる場所です。
3Dプリンタやアート、探究的な活動、対話などを通じて、子どもたちの「やってみたい」「なぜ?」を大切にする教育を行っています。
そして今、この想いに共感してくれる “本気の仲間” を探しています。
■ こんな人と働きたい
- 子どもの「なぜ?」に、耳を傾けられる人
- 新しい教育やテクノロジーに、ワクワクできる人
- 失敗を恐れず、挑戦できる人
- 自分も成長し続けたい人
- 年齢や肩書きに関係なく、仲間を尊重できる人
■ 肩書きも、呼び名もフラットに
スタッフや子どもたちから、私は「Yuma」と呼ばれています。
「社長」でも「先生」でもなく、一人の人間として対等に関わりたい。
それは、“尊重”を大切にしているからです。
呼び名一つにも、関係性や文化が表れます。
そして、その尊重の姿勢が、子どもたちとの関わりにもつながっていくのです。
Appleという会社で15年身を置いて本当の尊重を理解することができました。子どもだけでなく、働く仲間、関わる人、目の前にいる友達、家族...尊重とは人とコミュニケーションをとる上で非常に重要なことです。これを理解しているからこそ「子どもへの関わり」がとても楽しい。そう感じています。
■ 最後に。この記事を読んでくれたあなたへ
もし今、あなたが
- 「教育に関わる仕事がしたい」
- 「誰かの人生に、本気で関わりたい」
- 「安心より、やりがいを選びたい」
そう思っているのなら、私たちは、あなたと話がしたいです。
きれいごとじゃないリアルな現場です。
でもそのぶん、毎日がドラマです。子どもたちの目がキラッと光る瞬間が、あなたの心も動かします。
クラフトマンアフタースクールは、まだまだ成長途中の組織です。歩き始めたばかりです。
でも、だからこそ、あなたの力が必要です。
一緒に、未来を変えませんか?
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代表者による想いを書いています






