「できない」って、そんなに悪いこと?
「早くして!」「もう、貸してごらん!」
日常の中でつい口にしてしまう言葉。特に忙しい朝や帰宅後の時間、子どもがなかなか靴を履けなかったり、宿題に時間がかかったりすると、つい手を貸したくなりますよね。
でも実は、その「できない」時間にこそ、子どもが自分を信じる力、つまり自己肯定感が育まれているのです。
「助ける」と「奪う」は紙一重
子どもが苦戦している時、私たちは「助けている」と思って行動します。でも時に、それは「挑戦の機会」を奪ってしまっているかもしれません。
その昔私がサラリーマンだった頃にあるチームのリーダーとして後輩に仕事を教えていた時がありました。
とある顧客の契約情報をパソコンで操作し、審査機関に送信する作業でした。そのスタッフは「教えてほしい」と私に言ってきました。そこで私はパソコンを操作し「こうするんだよ」と教えました。
後日、自分の上長から「新しく入った新人の方から、操作を自分でやりたかったのに勝手に操作されたと、残念がっていたよ」と言われてしまいました。当時20代の自分は、何の気も無しに「教えた」つもりになっていました。
子どもは(大人も)誰でも、できるようになりたい気持ちを持っています。大人の手が早すぎると、その芽が育ちきる前に摘まれてしまうのです。
クラフトマンアフタースクールの取り組み|「見守る力」を育てる
クラフトマンアフタースクールでは、「できない」を否定しません。
むしろその時間を価値ある挑戦の時間と捉えています。
たとえば、3Dプリンターの制作活動中に部品を間違えて作ってしまう子がいても、すぐには指摘しません。まず子ども自身が「なんか変だぞ?」と気づくまで見守ります。
子どもたちは、「失敗=ダメ」ではなく、「失敗=発見」と感じるようになります。
これは、将来の問題解決能力にもつながる大切な視点です。

まとめ|「できない」から始まる成長がある
「うちの子、他の子よりも遅いかも…」と不安になることもあるかもしれません。でも、他の誰かと比べなくて大丈夫。
大切なのは、その子のペースで「できた!」を積み重ねることです。
「できない」時間を信じて待つ勇気が、子どもにとっての最大のギフトになる。
クラフトマンアフタースクールでは、そんな育児を一緒に考えていきます。





